TEAM阿闍梨 新春トレイルラン（ハイキング）

金比羅尾根に登る途中、有馬山脈方面をのぞむ。雲行きが非常に怪しい…
1週間の安静状態を経てやっとリハビリと体を動かそうと、TEAM阿闍梨の『新春トレイルラン』に参加。本当は走りたかったけれど、膝の故障もあるし、ここで無理をしてしまうとせっかく治りかけた風邪がまたぶり返し長引いてしまう、去年4月に同じように痛い目にあって結局オーバートレーニング症状を引き起こし、世界選手権本番まで万全に回復できなかた。。などといろいろと思いだし、ここは我慢、我慢とゆっくりハイキングモードで歩くことにしました。
さわらびの湯(標高250m)ー蕨山(1044m)-橋小屋の頭（１163m）-タタラノ頭（1216m、有馬山脈の主峰）往復ハイキング。16キロ？5時間で帰ってくることを目標に。
ヤギシタ、タカハシ、みやしたさんは当初の通りの5時間コースを走り、温泉で合流できればそうしましょうということにして、8;55、いざ出発。
今日の天気予報は午後から雨、普段だとハイカーでにぎわうこのエリアもまったく車がない、、、という珍しい状況でした。

一気にアップ500mあまりを稼いで金比羅神社跡へ。標準時間１時間を30分ペース。ふと空を見ると雨雲が近づいています。いやな感じ。。
曇空のもののとっても暖かくて１ヶ月前の3up6時間縦走氷点下ハイキングに比べたら極楽！時折なま暖かい風が吹いていました。
なだらかな尾根だー、気分良く走れそう！と思うモノのこれも我慢。肺や気管支に負担をかけたくはない。登りはHR150-160前後でちょっと頑張って、その他は快適に110-120ぐらいで普通に歩いて進んでいました。
久しぶりに一人でのんびりしっかり歩きながらも、頭の中でいろいろなことを考えます。最近はMTBでは操作をするのに精一杯だったし、ハイキングもみなさんとおしゃべりしながらだったのでこういう時間や空間は久しぶり。
数日前から今年は何をするか？についてそろそろきちんとしようと考えていました。ハイキング中もそうやって景色をみながらおもむくままに考えていて、やっと整理がついてまとまりました。よく私はこういう時に考え事をしたりします。例えば数日前はお風呂の湯船につかりながら、どうしようかしらなどと。あんまり集中せずなにかをのんびりしているときにやること、ハイキング、ジョグをしながら、あれこれ考える、結構好きな時間です（しかし電車の中ではあまりしない）。

そんなこんなで1時間後に藤棚山770m、１時間40分後に蕨山へ！やっぱり誰一人いない、珍しい。雨雲ながら景色はよく見えて、上州や浅間山の雪景色もみえました。今ココで引き返しては早すぎるだろうとプラン通りタタラの頭までいくことに。たまに風が吹いているけれど暖かい。ほんと、１ヶ月前がウソみたいです。
橋小屋の頭の標識が傾いています。風が強くふくのでしょうか

２時間20分後、橋小屋の頭に到着。仲間達はここから大持山方面、武川岳、伊豆が岳へ行ったのねーと補給をしようとちょっと止まっていると、ガサガサという音が！こんなところでハイカーだなんて、それともクマ？！と思ったら、よしのり君が反対方向から戻ってきました。なんでも少し遅れたところで道に迷ってしまったとか。。。。オーノー、阿闍梨メンバーそれではいけません。地図を持っていなく、初めての道、変に迷うより戻った方がよいとの判断です。うーむ、オリエンテーリング日本代表も地図を持たないとただの人なのね。。。でも何事もなくてよかった。一緒にタタラノ頭に向かっておしゃべりしながらよしのり君も歩いて戻ることになりました。

結局ヤギ君、みやしたさんもよしのりくんが来ないからと途中まで行って引き返して往復してほぼ同時にさわらびの湯に到着。温泉に向かう頃は強い雨がザーザー。なにはともあれちょうどよいタイミングだったようです。

久しぶりに体を動かして結構疲れました。やっぱり病気はつらいです。体調を崩さないように日々の健康管理、自己管理をするようにしなくてはなりません。そういった意味では、今回は無理をせず長時間歩いて体を慣らせることは良かったと思います。焦る気持ちをコントロールして次に良いようにつなげていくことは大事なことです。
さて、やっと復活です。脂肪燃やそう。