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2008.11.09

信越トレイル day2(仏ヶ峰登山口ー天水山) 11/3

写真(コメント後で;)http://rika.cocolog-nifty.com/photos/08shinetsu/
遠くに関田山脈を見る。今日はあそこまでいくのだ
Pb030882
2日目;700前に宿の送迎バスで戸狩スキー場とん平まで送ってもらった。そこから仏ヶ峰登山口までまた登っていく。うーん、曇り空ぢゃ。宿でお昼のお弁当を作っていただいた。たぶんおにぎり2個。丁寧に包装されてあるけど、予想以上に大きくて一同あわわ。手作りで温かみがあってとてもありがたいのに、大きいぞー、ザックに入らないぞーと朝になってみんなパッキングに四苦八苦するのであった。おかしい。ちなみにTJARに出たコムちんはリアクターにすべてを納めている。さすがパッキングの女王なり。着換えやその他工夫していて見習うところたくさん。バナナ4本持っている場合じゃないのう。
7人中、ザックはリアクター3人、ISO2人、MACPAC1人、ノース1人、シューズはブラー4人、サロモン2人、アディゼロ1人とA&Fやや優勢。

今日もまだまだ長い。40キロ弱。2日目は体がはたして動くのか不安。数日間長距離移動に慣れているかど氏、コムちゃんはツワモノなり。こんなお天気だろうとなんだろうとたぶん大丈夫なのでありましょう、精神的に私の数倍上をいくタフさを持ち合わせてます。そんな方々とご一緒とは恐れ多いけど嬉しいなり。

Pb030888_2北に行けばいくほど木々の葉は落ちて冬の風景。整然としたブナの森の中を進んでいく。フラットは気持ちよく走れる部分もあるけれど、徐々に痩せ尾根、藪を切り開いたり、低い枝を切った切り口、木の根っこが現れてきて時折通過するのに時間がかかるようになる。

Pb030900倒木からは新しいブナの芽がでてきているものが何本もある。生命はつながっていきます。お気に入りの1枚なり。
道標のない三角点のみの仏ヶ峰を通過すると鍋倉山が見えてきた。すぐ近くに見えるけど実は尾根線は回り込んでいるので実際には遠くてまだまだ時間がかかる。地図をみながら同定するのは楽しい。

Pb030903_2スタートから約6km、2時間、9時20分鍋倉山到着。今日の最高標高1288m、第一の関門突破なり。この道標、熊のアタックによりボロボロ。なんでもクマちゃん、縄張り内にこんなに大きい見慣れぬものがあるのが気に食わず、攻撃しているとか。これと同じのが三方岳にもあり、プラスチックプレートに爪痕が残っていた。




Pb030914豪雪地帯特有の地形のせいか、尾根場にもかかわらず沼や湿地、湿原があったり、小さな沢、ピークもでてきた。それをつないで、小刻みなアップダウンが続いてく。こういう地図に現れないようなところで体力も徐々に消耗していく。いやしかし地形萌え・地図萌え(一部マニアで流行中)にはたまらないエリアかも。そんな場所にもともとないトレイルを開拓していくのは大変だろう。今あるままの状態に、地面を崩さないようルートをつなげていくのに、こうやって木の橋を渡して沢を守ったりと、あちこちにルートファインディングの工夫、整備の苦労が見られた。

Pb030922ササ藪をナタでばっさばっさ振り回してきったんじゃないかしら?と思うようなトレイル。そんなところも中盤以降は増えてきた。


Pb030924トレイルをふさぐような木は枝が切られていた。木を切るのも電動のこぎりを使わないそう。周囲の動物に影響がでるのを防ぐためとか。



Pb030928地面に低く伸びる木の枝もこうやってバサバサ切って通れるようにしている。これトレイル上。見てのとおり足場が悪い。ぴょんぴょん飛び跳ねて越えて進めるような体のバネがあるといいですね。それに怖いと思ったらどんどん遅れてしまう。実際切り口はスパっととがっていて転んだらふつーに手も足もパカッと割れそう。まだ切り口が新しいので最近整備したのではないだろうか。


Pb030931長野と新潟の県境の標石。山と書いてあるのがいい。尾根沿いにある間隔でててくる。ほんとに県境なんだなあ。苔に覆われているけど古いのか。いずれにしてもこれがあるということはこの場所に人が入っているということ。


Pb030895ときたまこんなにねじ曲がった木が現れる。雪の重みでここまでなったのですね。

Pb0309461323.伏野(ぶすの)峠を越えて須川峠を目指しているころ。6時間経過、約23km。だんだんとガスって来た。雨降らないのが幸い。見える山は菱ヶ岳へつながる尾根線。あれは越えず南側に回る。助かる~。残り10キロちょっと。ゴールの天水山(あまみずやま)へは16時前後だろうか。天水山山から車デポ地までさらに7km近くあるのよね。ふと思い出した、伏野峠でA組の動向確認、この時間はそろそろ天水山ゴールしているかも。まつもとさんから通過するたびのールがたくさん入っていた。むきー。電源切っていたので気付かなかったよ。
電話は通じないがメールは通じる。信越トレイルでは多くの場所で電波が通じるのでありがたい。webにもつながるエリアが載っていて親切だ。どうやら2時間近くビハインドになりそう、暗闇になる、疲労もあり、天水山の登山口に車で来られる所まで上げてもらうようヤギくんに連絡。ここら辺、彼らの機転きく連携プレーと心使いでスムーズに。さすがだあ。ありがとうございます!

Pb030951連絡が付き、これで安心してゴールできる。暗くなる前に山をでたいなあ。後半は尾根上を進み左(北)側の新潟側は急斜面でたまにガリガリしているところもあるが、ガスってあまり見えないのがこれ幸いか。急斜面が出てくるところでは真新しいロープが取り付けてあり、それを使って崩さないように登っていく。整備された木の階段はいろいろなところにあった。

Pb030964朽ちた木もトレイル整備に役立っているのか。これもけっこうお気に入りの1枚。よく写真を見ると切られた笹の枝先がトレイル上にでている。踏み抜き注意。
途中道の分岐で青いテープを見つけた。まだ整備中で新潟側へのエスケープルートだった。

Pb030959
風も出てきて寒いところは寒い。あたりは真っ白。雪や雨が落ちていないのが不思議なくらい。あといくつかのっぺりしたピークを越えれば天水山、信越トレイルの北の起点、私たちのゴール。
16時過ぎ、え、ここ?という感じでく天水山へ。やったー、ついに全線踏破。感激なり。3人で握手。
ちょうどAチームと電話がつながってよかった、よかった。
さてここから下山するも何気にピークを2つ越えて下っていくのだがそれがもうつらい。きれいな里山のブナ林を下りながら、なかなか高度の下がらない林道をひたすら降り、途中のそのそ動いている動物の気配(くまちゃんだったかも)を感じ、街の明かりがポツポツ光り出すのを見ながら1、そろそろライト出す?でも我慢してまだまだいけそうな1700過ぎ、車をデポしていただいた場所へ到着。帰ってきた。街中へ下りて家々を見ると文明社会に帰ってきたな~と感じる。ある意味ほっとする瞬間。

軽装備での9時間越え行動はハコネ50km以来だったなあ、本日もよくやりました。

魅力的な信越トレイルだが、全長長ーいので事前準備、計画はしっかりと。
入山届は自家用車を含めて詳細に記載事項があるのだが、ここまで徹底しているときちんと管理しているのだなとかえって安心するかも。届けはwebからも提出できるのできちんと出しましょう。
携帯電話はこの時代便利である。webに電波状況が掲載されているのでチェックしておくのお勧め。バッテリー注意。
中盤からトレイルのすぐ近くに水場はない。数キロ降りて給水する場所はいくつかあるが、季節によってはそれも枯れているということ、多めの水を持っていくと安心。
このトレイルは急いであくせく行動するというよりトレッキングで、ついでに速く進んでみる?という感覚か。宿でゆっくり休んでご飯たべて、ふかふかのおふとんで睡眠をとって、さあ次の日もいくわよ~、という結構贅沢な時間の使い方。こういうのはトレッキングや山登りが楽しいと初めて思ったノルウェーでのトレッキング数日間によく似ている。トレイルの感じも。ノルウェーもピークハントをするようなトレイルがメインではなく、ただただ広い森の中を永遠何十キロm、何百キロと続いているのが多い。山小屋は非常に快適で(こういうところで過ごすと日本の山小屋は近づけなくて私一度も小屋泊りできてないのです。)、個室でシャワーもあったり(湖の水だったりするけど)、満腹になる食事。今回はその海外遠征に行くたびに楽しんでいたノルウェーのトレッキングとダブった(走ったけどね)。
なのでテントかついで10時間4日間歩くのとはまた違う感覚。キャンプ場等の整備はこれからの課題らしい。
ほとんどのエリアの宿で、各基点への送迎サービスを行っている。またお弁当も用意、洗濯機も使うことができる。素泊まり、自炊も可能。webでチェックされたい。
前の記事でも書いたが、ちょっと走れモードだと2泊3日の行程だと余裕を持っていけそう。1泊2日は例えば山耐で13時間といったところかもしれない。

参考ウェブ;
NPO法人信越トレイルクラブ
信州の旅.com
バックパッカー加藤氏のブログ
これを読んだのもあって行ってみたくなった。プロジェクトXっぽいかも。オーバーユースにならず、でも多くの人に歩いてもらいたい、そのバランスをとるのが課題、というのは納得。ニュージーのように入山人数を制限する、というのは画期的かもしれないけれど、難しいのかもしれないなあ。

その他、各エリアの宿、公認ガイドさんが発信するwebあります。検索してみてくださいませ。

2日目の装備;
基本;fast & lightの装備
補給食1日分少なくなる
が、お弁当分重くなる
水は2L ->300mlぐらいあまり、ぎりぎり

2日目のコースタイム・距離
0720とん平ー仏ヶ峰ー鍋倉山ー牧峠ー伏野峠ー三方岳ー天水山ー車デポ地

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Comments

やはりいいところですねー。来春までの楽しみにしておきます。しばらくは地図と写真を眺めて我慢です(笑)。

Posted by: Chunen-runner | 2008.11.14 at 12:17

☆Chunen-runnerさん
すみませぬ、写真でお楽しみいただけるのなら幸いです。。。
でも4月はまだ雪たっぷりで6月まで残雪あるというし、でもすぐ夏だし、いったいいつ行けばよいのでしょう??悩みどころですね。5月末ぐらいでしょうか。梅雨の合間?案外タイミング難しいのでしょうか。その頃私もまた行きたいです。

Posted by: rika | 2008.11.14 at 22:17

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