早朝の皇居を走る
1年たまりにたまった事務方面を片付けるため週末は山に行きたい心を封じ込め、都心の某所にこもる。数日間PCとにらめっこしているのは春に続いて2度目だ。
同じ仕事をするのなら家でもできるのかもしれないが、環境を変えて気分を新たにすることで、集中して物事進むことはある。今回もかなり片付いて先の絵が見えてきた。
とはいっても冷房が効いた部屋にずっといるのも身体がおかしくなるので、せっかくだから少し外に出ようと、皇居へ走りに出かけた。往復+1周で10㎞あるかどうかだからお手頃。
暑くなる前の早朝、そそくさ走り出す。
途中通過した日比谷公園にはひまわりが。あまりの暑さでほとんど枯れてしまっていたが、いくつかは元気に花を咲かせていた。大好きなお花の1つ。なんだか元気になる。
東京は不思議なところ。『世界の都市のランニングコース』なんて本ありそうだなと走りながらふと思う。きっと東京は上位にくるだろう。整然とされた道、周囲の風景、信号がなくストレスがかからない。多くの人たちが走るのもわかる気がした。実際6-7時でも走っている人たちは意外に多くて驚いた。
こんな松の木々があるのも外国人観光客は喜ぶのかもしれない。ビルが立ち並ぶ中に世界でたった1人の”天皇”の住まいがあって松林が広がる。オー、これがニッポン!とか?
皇居は武蔵野台地の先端に築かれている、とのこと。たしかに三宅坂方面の地形に注目すると面白い。
それにどこかの大使館あたりはちょうど鞍部になっている。
なんてあれこれ観察したりぼんやり考えながら、1時間ばかり走ってまた部屋にこもってパチパチするのであった。
1週間ぐらい異次元にいたいな。また冬に企画しよう。
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